パチンコとかマーケティングとか

日々考えていること 備忘録的に

パチンコにおける問題点とか

パチンコにおける問題点は何だろうか。

 

これを語る上で、分けなくてはいけないのが、それがイメージに起因するものなのか、あるいは実態を伴っているものなのか、ということ。

 

イメージに起因するものとしては、ヤクザな商売、客層が悪い、あるいはそもそもギャンブルといったものが敬遠対象であるといったもの。

こちらに関しては、根が深く一長一短でどうにかなるようなものでもない。

 

もう1つの実態を伴っているもの、例えば、騒音問題、空気が悪い、お金がかかりすぎるといったもの。こちらはデータが取りやすく、閾値も求めることが相対的には簡単なはずだ。となれば、閾値まで落とすための方法論の議論に終始することができる。

 

まずはこちからから片付けていくべきではないだろうか。

ギャンブル依存症とか

カジノ法案の議論の中で、ぱちんこ業界ぎ最も影響を受けているのはやはり「ギャンブル依存症対策」であろう。

 

依存症患者は日本に何人いるの?

依存症の社会的影響は?

等のテーマは専門家の方に任せるとして、本稿では「で、どうすんの?」について考えてみたい。

 

積極的かつ効果的な取り組みが業界から能動的に提案できないから、出玉性能の規制といったルールが設けられ、アップアップしているのだ。実に情けない。

 

対策を考える際に、大きく分けて

1,症状を把握する

2,症状別に正しい処方箋を与える

3,経過観察を行う

という構造が最もスタンダードではないだろうか。

 

以降の記事で、段階別に少し深掘りしてで、どうするの?といった方法論について検討してみたい。

出玉性能とか

パチンコにおいて出玉性能は、最も重要な要素の1つである。

 

ちょっとここで考えてみたい。

 

出玉性能=myと考えた人は、もう少し市場を丁寧に見てみてほしい。

 

果たして全員が全員myを求めているだろうか?

 

初当たり確率や純増枚数、時短中のbaだって出玉性能に含まれる。

 

確かに今sisで見ている上位機種は、旧基準を含みmyが高いと思う。

 

でも、市場のプレイヤーのボリュームベースで見たときに本当にmyの一言で片付けて良いのかは疑問である。

 

市場の声、ニーズ=稼働というのはあくまで1つの見方。

それ以上でもそれ以下でもない。

iotとパチンコとか

世の中は、iot技術を使ってどんどん利便性が増している。

中にはそこまでいるか?

と言うものまであったりする。

 

今回は利便性の面ではなく、ユーザーと接しているチャネルとしての側面に注目してみたい。

 

パチンコホールではどうだろうか?ネットに繋がっている設備としてまず挙がるのが、データランプと。ホルコンも含めて。

 

あとは…?

 

そう、これが今のパチンコ市場の実態なのだ。いわゆるデータ取得用の設備を除いてデータを取る手段が存在しない。

 

もちろん遊技機が通信を禁じられているという特質が最大原因だろうが、僕らはあらゆることを知り、仮説を検証するためにどんなデータがあれば良いのだろう?ということをもっと真剣に考えなければいけない。

 

やりようによっては、いくらでも取り用はある。

 

このままでは、ますます取り残されてしまう気がしてならない。

パチンコからの離脱とか

プレイヤーの減少に歯止めがかからないと言われて久しいが、そこにはどのような原因があるのだろうか?

 

最もよく言われるのが、スマホアプリに時間を持っていかれたということ。

 

ただこれ、本当にそうだろうか?

 

スマホアプリは移動中等、隙間時間に嗜まれるものであって、積極的な余暇消費に使われている気がししないのである。

 

どちらかと言うと、スマホアプリによる価値観の変化の影響が大きいのではないだろうか。

 

すなわち「タダでも遊べる」と言うことは、何事にも勝る

 

そう思えて仕方ないのだ

出玉性能の評価とか

出玉が「強い」とか、「遊びやすい」とかいった捉え方をすることが多い。

 

例えば、「強い」といった時に何を思い浮かべるだろうか?

 

平均TYだろうか?

あるいは最低保障獲得枚数だろうか?

8,000稼働時のMY分布だろうか?

だとしたらどのような分布のことを指すのだろうか?

ホルコンで取れる玉単みたいなものを指すかもしれない。

もしかしたら、実際の出玉だけでなく、乗せ方や特化ゾーンのゲーム性も影響してくるかもしれない。

 

ただプレイヤーに言わせれば、「強い」の一言で終わってしまうのである。

 

上述した要素のバランスまで考え始めると途方も無いことだが、だからこそ仮説を持って、総合評価として「強い」になるための検証を無限にやっていかなくてはいけない。

 

そうした試みがメーカーでなされているだろうか?

結果として出てきた数値を都合よく用いていないだろうか?

稼働割れ週とか

機械の良かった悪かったの指標で「稼働割れ週」というものをよく使う。

その時にいつも問題になるのが、台数との兼ね合い。

簡単に言えば、それって台数少ないから稼働良かっただけじゃないの?という話。

さて、この問題をどう扱っていくか。

1つは台数レンジの異なる地域で、稼働割れ週を比較してみるという方法。

 

もう1つは、総稼働や稼働シェアといった既に台数の影響が考慮された指標と稼働割れとの関係を見てみるという方法。

 

誰かやってくれないかなあ…